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法人で切手を安く買う方法と在庫管理のポイント

更新日:2026/06/26

法人で切手を安く買う方法と在庫管理のポイントイメージ

法人で切手を扱う際、「もっと安く調達できないか」「オリジナル切手はどう作るのか」と疑問を持つ担当者は多いのではないでしょうか。
切手は、使い方次第で企業のブランディングやコスト削減に役立てられます。適切に管理することで、資産としての価値も守れます。
この記事では、法人向けのオリジナル切手の作成方法から、コスト削減の手段、在庫管理、不要な切手の活用方法まで幅広く解説します。切手の活用を見直したい担当者の方はぜひ参考にしてください。

法人向けオリジナル切手(フレーム切手)の作成方法

法人がオリジナル切手を作成するには、下記の7つのステップがあります。

  • ステップ1:作成窓口を確認する
  • ステップ2:額面を選ぶ
  • ステップ3:シートの種類を選ぶ
  • ステップ4:デザインを用意する
  • ステップ5:禁止事項を確認する
  • ステップ6:申し込みをする
  • ステップ7:審査結果を確認し、納品を受け取る

それぞれ説明していきます。

ステップ1:作成窓口を確認する

オリジナル切手は、日本郵便の「オリジナル切手作成サービス」から注文できます。

申し込みはWebまたは郵便局の窓口で受け付けています。法人・団体向けの大口申し込みにも対応しています。

まずは日本郵便の公式サイトでサービスの詳細を確認しましょう。

ステップ2:額面を選ぶ

まず、切手の金額(額面)を決めます。

現在選べる額面は85円と110円の2種類です。それぞれ対応する郵便物の種類が異なるため、用途に合わせて選びましょう。

なお、額面の種類や対応する郵便料金はサービス改定により変更される場合があります。申し込む前に日本郵便の公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。 

ステップ3:シートの種類を選ぶ

次に、切手シートの種類を選びます。主な種類は以下のとおりです。

シートの種類特徴
2面タイプ少ない枚数で作りたいときに向いている
20面タイプノベルティや記念品として配るときに向いている
30面タイプ大量に配布するキャンペーンに向いている

上記以外のシートタイプも用意されています。フレームのデザインや枚数の詳細は、日本郵便の公式サイトで最新情報を確認しましょう。

ステップ4:デザインを用意する

切手に載せるデザインを用意します。

写真・イラスト・企業ロゴなどを使えます。データは決められたサイズに合わせて準備します。

ただし、パステルトーンなど薄い色合いは、印刷後に思ったとおりの色が出ないことがあります。色の選び方には注意しましょう。

ステップ5:禁止事項を確認する

データを送る前に、日本郵便が定める禁止事項を確認します。

禁止事項具体例
著作権・肖像権の侵害許諾なしのキャラクター・タレントの画像
誤認を招く表現「記念切手」の文言、数字のみの表現
公序良俗に反するもの裸体表現、銃刀類の画像
商標の無断使用許諾のない〒マーク・郵便ポストの画像

禁止事項に当てはまるデザインは、審査で差し戻されます。事前に確認しておくことで、納期の遅れを防げます。

ステップ6:申し込みをする(Web・郵送)

申し込み方法はWebと郵送の2種類です。

申し込み方法手順
Web専用サイトから画像をアップロードして注文する
郵送郵便局備え付けの専用申込用紙に記入して窓口へ提出する

大口申し込みの場合は、枚数に応じた特典があります。まとめて作成する予定がある場合は、事前に条件を確認しておきましょう。

ステップ7:審査結果を確認し、納品を受け取る(約3週間)

申し込みの後、日本郵便によるデザインの審査が行われます。禁止事項に当てはまる内容があった場合は、メールまたは電話で連絡が来ることがあります。

差し戻しになった場合は、修正したデザインを再提出します。

審査を通過すると、申し込みから約3週間で指定の住所に郵送で届きます。イベントや販促キャンペーンの予定がある場合は、余裕を持って申し込みましょう。

法人が切手のコストを削減する方法

法人の郵送コストは、工夫次第で大きく抑えられます。切手の調達方法の見直しや、日本郵便の割引制度の活用が有効です。

主な方法は下記の6つです。

  • 格安業者・法人契約で安く調達する
  • 料金別納郵便を活用する
  • 料金後納郵便を活用する
  • 広告郵便割引を活用する
  • 区分割引を活用する
  • バーコード割引を活用する

それぞれ説明していきます。

格安業者・法人契約で安く調達する

切手は郵便局以外でも購入できます。

金券ショップや卸業者では、額面より安く仕入れられる場合があります。まとめて購入することで、郵送コストを継続的に抑えられます。

切手を格安で購入できる金券ショップをお探しの場合は、チケッティの切手一覧もあわせてご確認ください。

料金別納郵便を活用する

料金別納郵便とは、切手を貼らずに郵便物を出せる仕組みです。

同じ料金の郵便物を10通以上まとめて出すときに利用できます。郵便物に「料金別納」の表示を印刷しておき、窓口でまとめて料金を支払います。切手を貼る作業がなくなるため、大量発送の手間を減らせます。

料金後納郵便を活用する

料金後納郵便とは、1か月分の郵便料金をまとめて翌月に支払う仕組みです。

毎月50通以上出す法人が対象です。利用には事前に郵便局の承認を受ける必要があります。また、原則として概算料金の2倍以上の担保提供が求められますが、信用状況によっては担保が不要となる場合もあります。詳細は最寄りの郵便局に確認しましょう。

切手を貼る手間がなくなり、経理処理も月1回にまとめられます。定期的に大量の郵便物を送る法人に向いています。

広告郵便割引を活用する

広告郵便割引とは、広告を目的とした郵便物を大量に送る場合に受けられる割引制度です。

同一内容の郵便物を2,000通以上まとめて差し出すことが条件です。割引率は差出通数などの条件によって8%〜43%と幅があります。ただし、請求書や納品書など広告以外の目的の郵便物には適用されません。利用には事前に郵便局への申請が必要です。

区分割引を活用する

区分割引とは、郵便物を郵便番号ごとに自分で仕分けして差し出すことで受けられる割引制度です。

2,000通以上の郵便物が対象で、差出通数などの条件に応じた割引が受けられます。広告郵便割引の対象にならない請求書や通知書などを大量に送る場合に特に有効です。

広告郵便割引と異なり事前申請は不要ですが、仕分け作業が必要になります。具体的な割引率は日本郵便の公式サイトでご確認ください。

バーコード割引を活用する

バーコード割引とは、郵便物の宛名にカスタマバーコードを印字することで受けられる割引制度です。

1,000通以上の定形郵便物・通常はがきが対象です。なお、定形外郵便物は対象外です。割引率は差出条件によって異なるため、詳細は日本郵便の公式サイトでご確認ください。

他の割引制度と併用できるため、広告郵便割引や区分割引と組み合わせることでさらにコストを抑えられます。

法人における切手の在庫管理

切手は現金と同等の価値を持つ資産です。紛失や不正使用を防ぐために、社内でしっかりとした管理体制を整えることが重要です。

管理のポイントは下記の4つです。

  • 保管場所と管理担当者を決める
  • 管理簿で出入りを記録する
  • 購入量・発注頻度を適正化する
  • 定期的に棚卸しをする

それぞれ説明していきます。

保管場所と管理担当者を決める

切手は必ず金庫で保管します。

誰でも自由に取り出せる状態にしておくと、紛失や不正使用のリスクが高まります。管理担当者を1名決め、その担当者だけが切手を出し入れできるようにしましょう。

額面ごとにクリアファイルなどで仕分けしておくと、在庫の確認がしやすくなります。

管理簿で出入りを記録する

切手を購入したとき・使用したときは、必ず管理簿に記録します。

記録する内容は、日付・使用者・用途・使用枚数・残数です。記録を続けることで、在庫数の把握が正確になり、紛失があった場合もすぐに気づけます。

Excelやスプレッドシート で管理簿のテンプレートを作成しておくと、記録の手間を減らせます。

購入量・発注頻度を適正化する

切手の購入量は、必要な量だけに抑えることが重要です。

過剰に購入すると、現金の代わりに切手が社内に滞留する状態になります。一方で、不足すると発送業務に支障が出ます。管理簿の記録をもとに月ごとの使用量を把握し、適切な発注量と発注頻度を決めましょう。

なお、決算期末に業務上の必要性を超えた大量購入を行い、経費として計上した場合、税務調査で利益調整と見なされるリスクがあります。切手の購入はあくまで実際の使用量に見合った範囲で行いましょう。

定期的に棚卸しをする

月末や月初など、決まったタイミングで切手の実物を数えて在庫を確認します。

管理簿の記録と実際の在庫数が一致しているかを確認します。差異がある場合は、記録漏れや紛失の可能性があるため、すぐに原因を調査します。また、決算期末には必ず棚卸しを実施し、未使用の切手を資産として計上する必要があります。

法人が不要な切手を換金・活用する方法

法人では、使用済み切手や不要になった未使用切手が手元に残ることがあります。捨てずに寄付や売却に活用することで、社会貢献やコスト回収につなげられます。

使用済み切手を仕分けして寄付する

使用済み切手は、支援団体に寄付できます。

寄付の手順は下記のとおりです。

  • 切手の周囲を5mm〜1cm程度残してはさみで切り取る
  • 日本切手と海外切手を分ける
  • 指定の送り先に郵送する

切手を切り取る際は、縁のギザギザ部分を切らないように注意します。消印は切れていても受け付けている団体が多いですが、残っている方が望ましい場合もあります。仕分けのルールは団体によって異なるため、送付前に各団体の公式サイトで確認しましょう。

未使用切手を金券ショップで売却する

使わなくなった未使用切手は、金券ショップで売却できます。

買取価格は額面より低くなりますが、現金として回収できます。大量にある場合は、郵送での買取に対応している業者を利用すると手間がかかりません。

未使用切手の売却を検討している場合は、チケッティの買取サービスもあわせてご確認ください。

まとめ:法人の切手活用で押さえるべきポイント

切手は郵便物を送るだけでなく、オリジナルデザインで企業のブランディングにも活用できます。また、割引制度の活用や格安購入を組み合わせることで、郵送コストを大きく抑えることも可能です。

一方で、切手は現金と同等の資産です。紛失や不正使用を防ぐために、社内での管理体制を整えることも忘れないようにしましょう。

切手の格安購入や不要な切手の売却をお考えの場合は、チケッティもあわせてご確認ください。